冬の運動会


冬の運動会
向田邦子
発売日:2005-06-22
おすすめ度 ★★★★★
売り上げランキング:20784

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★★★★★ 2006-09-27 ☆こまかいんですよ★
マニキュアのシーンは、みんながいいと言うシーン。確かに泣いた。
だけど、それより何より、こまかいんですよ。
私が大好きなのは、エビ!若い二人のはじめての買い物。ああ、こんな感じだよなあ〜、と頷ける。男は、変わった物を見ると、女に見せる。だけど女は「それいらない」と軽く流す。女は男に「エビ買ってきて」と言う。男は一度走るが、どんなエビかわからず聞きに戻るが、「自分で考えて」と言われ、また走る。 そうなんだよなあ。手慣れた夫婦ならば、男がどんなエビかわからない事ぐらいわかってて、最初から指定するよなあ。こまかい初々しさがたまらない!
結局男が選んできたのはでっかいエビ!散らし寿司にそれはないだろ!てなエビ。しかし女はそのエビがでかすぎるとは気付かず、散らしの上にデデン!と乗せる。一口サイズのが食べやすい、とかは考えない初々しさが、こまかくて素敵。
話もいいが、そういういたる所にちりばめられたこまかい表現が大好き♪

★★★★★ 2005-09-27 じ〜ん!
エリート家族にいながら、父、祖父、息子がそれぞれ別宅を持ち、安らぎを得ている。それだけ書くと、なんだか侘しい寂しい物語のように感じ、前半部分は「悲しいなぁ」と思ってみていました。
しかし、!この物語は、中盤から後半にかけてぐっと加速し、観るものをどんどん引き込んでいきます。祖父の植木等、父の國村隼、それぞれがゴールにたどり着く中、息子の菊男(岡田准一)だけが、行く末を模索しています。そして、さわやかなラスト。配役がすべて機能し、味わいぶかい印象を残しています。

植木等が、愛人に西瓜色のマニキュアをはみ出しつつも塗っているシーンは、この映画の中で強烈なインパクトを持って心を揺さぶります。涙が止まりません。
靴屋の女房柴田理恵、祖父の愛人寺島しのぶ、母の樋口可南子、女性陣も迫真の演技です。

涙も一杯流れますが、見終わったあと、さわやかな印象を残す秀作です。すべての世代の方が、誰か彼かに自分を重ねあわせて見ることのできる映画と思います。

★★★★☆ 2005-06-30 感動☆
今までのドラマにはないような悲しい感じや、しっとりとした日本人的なDVDです。なんとなく、見終わった後、じ〜ん(涙)ときてしまいます。インタビューも収録されているし、いい感じです☆

★★★★★ 2005-05-28 涙が止まらない!
登場人物がみんな人間らしくていい!家族がなんなのか、気づかせてくれる話!
大学生・菊男(岡田准一)の家族は冷え切っていて、家族からも孤立していた。唯一おじいちゃん(植木等)は菊男のことを静かに見守ってるって感じだった。

あることがきっかけで、菊男は子供がいない小さな靴屋の中年夫婦の家へ入り浸るようになる。靴屋のお父さん(井川比佐志)とお母さん(柴田理恵)は、他人の菊男にまるで実の子のようにやさしく接してくれる。
菊男も靴屋に来ているときは、仕事を手伝ったり、他愛のない話をして家では見せない、いきいきとした感じだった。菊男も彼らには本音を話していた。彼らと本当の家族のように過ごすうち、菊男は安らいでいった。
私は、靴屋の2人がすごく好きだった。いい演技をしていた。とくに、柴田さんが下町のおしゃべりなおばさんって感じをだしていてよかった。
菊男と靴屋のおじさんと、おばさんのシーンがあたたかくて好きだった。

おじいちゃんもまた家庭の外に擬似家族を持っていた。
若い加代(寺島しのぶ)という愛人がいたのだ。
その加代の家におじいちゃんは通っていたのだ。
寺島さんは本当にすごい女優だと思った。すばらしい演技で泣けた。
それを引き出したのは植木等さんだった。加代に対する純粋でまっすぐな愛情がひとつひとつの小さな動きや、何気ない言葉によって表されていて、すばらしかった。この2人のやり取りは本当に幸せそうで泣ける。とくに加代におじいちゃんが赤いマニキュアをぬる場面は涙が止まらなかった。

岡田くんもすばらしかった。繊細な感じの役を見事に演じきっていて、新境地を開いたという気がした。みどころのある俳優だと思えた。

とにかく、一度見てください!途中すごく泣いて、目も腫れたけど、見終わったあと、なぜだかさわやかで晴れやかな気持ちになりました。
すばらしい作品だと思います!

★★★★★ 2005-04-24 劇場で見たかったドラマ
向田邦子世代ではないので、オリジナルを見た人とは感想は異なるのかもしれないが、骨格のしっかりしたストーリーに、見せられた。

元裁判官の祖父(植木等)、商社マンの父(國村隼)、そして就職活動中の息子の菊男(岡田准一)。しんと張り詰めた家に、自分の居場所を見出せない菊男は、町の靴屋の夫婦と擬似家族を形成する。
祖父は年若い絵描きの女性の家へ、父は亡き親友の妻子の家へ、それぞれ本宅ではない「家族」のもとで、自分らしさを見せる。
やがて二重生活を、お互いに知るようになり…。

クドカンドラマでは、活きのいい男の子を好演する岡田君が、シリアスな演技とナレーションで新境地を開いている。
役柄と役者さんが、ぴったりはまった、味わいのあるドラマ。特に植木等と寺島しのぶのやりとりは秀逸。

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